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製品のご案内||小鹿田焼復興事業支援金について

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2017年7月5日に福岡県、大分県を襲った北九州豪雨では、各地で甚大な被害となりました。お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された方々にお見舞い申し上げます。一日も早い復旧復興をお祈り申し上げます。

この災害では、民藝になじみの深い産地も被害を受けました。福岡県東峰村の小石原焼、大分県日田市の小鹿田焼です。

小鹿田焼では、陶土の採掘場の辺りが先の熊本地震で崩壊するという被害を受け、復旧にあたろうとしていた矢先のこのたびの豪雨でさらに被害を受けました。さらには、陶土を作るためにかかせない唐臼(水車を利用した装置)が流失、また水路が泥で埋まり稼働できない被害を受け、また登り窯も一部被害を受けたようです。この状況を鑑み、小鹿田焼協同組合では『小鹿田焼復興事業支援金』を立ち上げ、全国から支援を求めています。

以下、小鹿田焼協同組合の管理する小鹿田焼復興事業支援金HP(http://ontayaki.support/)より抜粋しました。

1,支援金募集の趣旨
平成29年7月5日に発生した北部九州豪雨により、国指定重要無形文化財「小鹿田焼」は、その原材料となる土を粉砕する唐臼(からうす)の損壊、水路の破損、登り窯の周辺部や原土を採取する山の崩落など、大きな被害を受けました。小鹿田焼は、宝永2年(1705)の開窯以来、明治時代末期まで甕・鉢・壺などの農家の日常雑器を製造し、昭和6年には民芸運動の指導者柳宗悦の来山により、その伝統的な技法と質朴・雄勁な作調が賞揚され、昭和45年には国の記録作成等の措置を講ずべき無形文化財に選択されました。

以降、今日まで主な原料の確保から、製造や加工、伝統的用具による製品製作に至る製作工程には、伝統的かつ地域的な技法が純粋に継承されています。

私たちは小鹿田焼協同組合では、本格的修理事業に向けて現在準備を進めていますが、窯元は家族単位で構成され、男子一人が窯を伝承する習慣が今なお続いており、それぞれの力だけでは完全な復興までには相当な時間を有すると危惧しております。

つきましては、今回の水害に伴う復旧事業に留まらず、これからも小鹿田焼を守り、将来へ伝えていくために、皆様のご支援を募るため「小鹿田焼復興事業支援金」を下記のとおり開設致します。皆様の温かいご支援・ご指導を宜しくお願い申し上げます。

2.支援金の使途について
以下の事項に係る費用として使用します。
・唐臼の修理に係る事業
・唐臼を稼働するための水路の修復事業
・登り窯とその関連施設の修復事業
・原土を採取する山の修復及び保全事業
・新たな原土山の採取整備事業
・小鹿田焼を将来へ継承するために必要な維持管理または普及啓発事業

3.受付期間
平成29年7月21日(金曜日)から
4.受付方法について
(1)金融機関への振込み
お近くの金融機関から、指定の下記口座にお振込みください。

[金融機関名]   大分銀行
[支店名]     日田支店
[口座種類]     普通
[口座番号]     7654798
[口座名義]     小鹿田焼復興事業支援金 代表 坂本工
(オンタヤキフッコウジギョウシエンキン ダイヒョウ サカモトタクミ)

振込み手数料について:振込については、手数料がかかります。

(2)現金書留・直接持参
現金書留や直接のご持参は誠に勝手でありますが、事務手続きの都合上受け付けておりません。
ご理解の程よろしくお願いします。

5.税制上の優遇措置について
小鹿田焼復興事業支援金は、特に税制上の優遇措置はありません。法人からのお振込の場合は、一般寄付金の取り扱いとなります。その場合は、振込票の控え、このホームページの写しが一般寄付の証明書にかえることができます。

6.小鹿田焼復興事業支援金について
小鹿田焼復興事業支援金(http://ontayaki.support)は小鹿田焼協同組合が設置し管理している公式ページです。
名称:小鹿田焼協同組合
所在:大分県日田市源栄町
代表:坂本工

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